タイヤ豆知識
・タイヤの溝って何のためにあるの?
運転中、突然の雨。急にブレーキの効きが悪くなった、という経験はありませんか?
実はこれにはタイヤの溝が大きく関係しているんです。タイヤの溝は路面の水を排出して、タイヤが路面をしっかりつかめるようにするためについています。ですから摩り減ってきて溝の深さが無くなってくると、排水性が悪くなりタイヤは滑りやすくなります。ブレーキの効きが悪くなったり、カーブを曲がりきれなくなったりするわけです。
また、雨の降り始めは、路面の泥やホコリが雨により浮いてきて、その泥やホコリによりタイヤと路面の摩擦力が低下します。こんな時は速度を落とし、注意して走行しましょう。
咄嗟の時にタイヤに働いてもらわないと大きな事故を招きかねません。どんな高性能な車でもブレーキ性能、コーナーリング性能は、タイヤ次第と言っても過言ではないでしょう。
月に一度は専門店にてタイヤの残り溝を点検してもらいましょう。タイヤは家族の命を乗せているのですから。
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