タイヤのおはなし 

  空気入りタイヤの誕生

 現在の乗用車用タイヤと同様のタイヤが誕生したのは、今から約90年前くらいのことだそうです。
 自動車は、約120年前くらいに誕生していました。当時の自動車のタイヤは、馬車の車輪の延長という感じで、自転車の車輪のようなものだったそうです。ゴム製のタイヤはあったようですが、空気入りではなく、ゴムの塊を使ったタイヤでした。したがって、乗り心地はゴツゴツして、操縦安定性も悪く、もちろん道路も悪かったので、スピードを時速20kmも出すと車がバラバラになりそうなほどの振動が起きたそうです。
 自動車に空気入りタイヤを使い始めたのは、フランス人のアンドレとエドアールのミシュラン兄弟で、今から約110年前のこと。自動車レースの起源と言われているパリ〜ボルドー間往復のレースで使いました。その空気入りタイヤは、悪路のためスタートからゴールまで20数回もパンクするトラブル続きでした。しかし、彼らは、完走し、速度記録を樹立しました。その後のパリ〜マルセイユ間のレースでは出場車のほとんどが空気入りタイヤを装着したそうです。トラブルは多かったものの、そのスピードと操縦安定性はそれまでのゴムの塊を使ったタイヤに比べてかなりの優れものだったのでしょう。その後、研究が重ねられ現在のタイヤ構造になりました。

 

 

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